今年初の社員旅行、海外編。行先はベトナムです。近年、女子に人気の観光地ですね。何故、女子に人気があるかと言えば、刺繍や手作りアクセサリーなど手芸品が名産だからかな。
今回はホーチミン、ハノイと両都市を観光しました。まず到着したのはホーチミン。フランス領だった頃の面影を残す統一教会やサイゴン大教会、中央郵便局を観光しました。メインストリートのドンコイ通りには可愛い雑貨店や有名ブランドのお店がたくさんあります。
そして有名なメコン川にクルーズに出かけました。メコン川の中にある島まで大型船で行きます。島に着いたら小さな手漕ぎ船に乗り換え、ジャングルの中をクルーズします。ベトナムは果物も豊富に獲れるのでドラゴンフルーツやジャックフルーツ、ランプータンなど南国フルーツ食べ放題です。昼食には名物のエレファントフィッシュをいただきました。見た目は怖いのですが味は淡白。地元の人も好物のようです。またベトナムはコーヒー文化も根付いています。地元有名店、ハイランドカフェにも行ってきました。
夜にはベトナムの名物、水上人形ショーを観覧しました。ステージにはたっぷりと水を張られた水盤があり、その中で素朴な人形が様々な動きを見せます。水中で繊細な動きをどうやって表現するのか最後までわかりませんでした。そのあとはフランス料理をいただきました。そう、ベトナムはフレンチのお店も多いのです。
ホーチミンからは飛行機に乗って国内移動。およそ2時間でハノイに着きます。ハノイではホーチミン廟へ行きました。ベトナム建国の祖、ホーチミン氏が安置されています。運よく護衛のベトナム解放軍の交代式に遭遇しました。その後、一路ハロン湾へ。
ハノイからハロン湾までの道中はバスで4時間の長旅です。しかし車窓からは各地の村々の生の生活が垣間見えて飽きることがありません。日本でいえば私は生まれてませんが昭和40年前後くらいのイメージでしょうか。でも都市部の活気を見ていると今後ますます発展していくのだろうなあという勢いを感じます。社会主義国でありながらドイモイ(開放経済)を導入して国に活気を呼び込んでいる姿は今の日本からは羨ましくもあります。
さて一夜明けて朝からハロン湾をゆっくり3時間ほどクルージングしました。ハロン湾には様々な形の彫刻作品のような島々の景観があります。ハロン湾はこの景観によって世界遺産にも登録されています。そして更に改めて2回目の世界遺産登録を受けた稀有ないきさつがあります。それは近年、鍾乳洞が発見されたため拡張登録を受けたのです。その鍾乳洞にも行ってきました。
鍾乳洞の中は日本と違って湿気が多く、とても暑いのですが、ライトアップされた奇岩はとても神秘的でした。
クルーズの途中、水上生活をしている人が船で様々な海産物を売りに来ます。大ハマグリやカニ、蝦蛄などです。勿論、獲れたての新鮮そのもの。昼食用にいくつかチョイスして焼いてもらいました。
そしてハノイに戻り、旧市街を散策。この辺りはアメリカに爆撃された地域ですが、それでも100年位前の建物が残っていて趣きがあります。有名ブランド店が並ぶドンコイ通りとは少ししか離れていませんが、全く違う表情で地元の人の生活の息遣いが伝わります。もしベトナムに行かれたら両方の街を体験されることをお勧めします。