マキロンブログ

熱海2日目はヴィラ・デル・ソル

2014.7.16  マキロンブログ 

熱海2日目の宿泊は界熱海さんの別館ヴィラ・デル・ソルへ。チェックインまでは熱海城の観光へ行きました。山の上にある熱海城からの眺めは絶景です。熱海の街並みと海岸線、空が一体となって眺めることができます。お城の中は様々な展示物で楽しめますが多少、お色気よりのものもあるのでここでは詳細は述べません。(笑)  でもお城の地下にあるゲームセンターは何と、全て無料!もちろん、少々古いゲームが多いのですが、卓球や体を動かすものもあり、ファミリーだったら結構な時間楽しめそう。

別館には今、地方の様々な場所で設営されているトリックアート館があったので、こちらも行ってきました。トリックアートとマジックはどこかつながりますからね。


さていよいよヴィラ・デル・ソルへチェックイン。界熱海さんの横の急な坂を下りると一瞬、場末の猟師町?という趣の道へ出ますが、しばらく行くと深い森に囲まれるように清楚な洋館が佇んでいました。

歴史を感じさせる門扉をくぐると本当にタイムスリップしたような感覚を味わえます。もしくは映画のロケセットの中に来たような・・・。 この建物は紀州徳川家の施設図書館だったものです。2度の移築を経てこの地に来た数奇な運命を宿した建物。この建物の中で食事ができるということは気分も上がります。


部屋は全7室しかなく、小さな建物ですが非常に静かです。客室に案内されるとスィートルームにアップグレードしていただいておりました。こちらは全室オーシャンビューで、目の前が海です。ただし建物と海の間に有料道路が通っていますが、ベランダのカバーが絶妙でそれほど気になりません。

部屋は白を基調に統一されており外国のホテルのようでした。贅沢でありながら清楚で上品な室内です。大変気に入りました。外資系のホテルとも違うし、勿論日本のホテルでもない独特の世界観、そして十分な広さ。旅の宿に求める1つの答えでもあると思います。

ちなみにスタッフの方も経験豊富な上級職を配置されているようです。


そしてディナー。2階にあるレストランへ行くと窓辺の席を用意していただいていました。お料理はフレンチベースですが、気取ったものでなく素材をそのままに面白い提供方法で楽しませてくれるお料理です。ハマグリを真っ黒に焦がしたお料理やカレー風味のクラムチャウダーなど初見のものばかりです。楽しい食事は本当に旅を豊かにしてくれます。オーベルジュの名の通り、お料理を楽しめる宿でした。


唯一、難を述べるとしたら大浴場は界熱海と共通となっていますので、やはり急な階段を上り下りすることになりますし、せっかく7室しかない静かな空間を楽しんでいるのに浴場では界熱海のお客(子供含む)と一緒になる可能性があることです。・・・実際には平日ということもあって他のお客様はおられませんでした。またメリットとしては界熱海のご当地楽を楽しめるという面もあります。その際はスタッフの方が車にて送迎してくれます。

総合点としては高い評価になります。


熱海 ヴィラ・デル・ソルさん

お奨め度 ☆☆☆☆