さて本日は松本まで移動してまずは松本城を訪問。別名、烏城と呼ばれる風格あるお城で天守は国宝となっています。
午後はいよいよ明神館に到着。松本の中心地から車で約30分ですが、もう周りはすっかり山の奥深い秘湯の趣き。
事前情報では接客に難ありと聞いておりましたが、到着してから宿を後にするまで不都合はありませんでした。というより結構、気遣いが過剰気味くらいだったような気が・・・。ルレ・エ・シャトーという国際機関に選ばれた旅館として精進なさっているのでしょうか。ちなみに同機関に選ばれた日本の旅館は今現在で6件のみ。
しかして、この宿の魅力やいかに。
この旅館の代名詞とも言える“立ち湯”はビジュアル的インパクトはありますが、実際に入ってみるとふーんという感じ。雑誌などで紹介されている写真そのものなのですが、窓から見える景色は渓谷というよりは荒れ山。
こちらには露天付きの大浴場や寝湯なるものもありますが、ごくフツー。
でも館外に露天風呂があり、そちらは混浴。案外空いていて女性専用タイムもあります。夜は暗いのがかえって幻想的でいい雰囲気です。
お料理は懐石、和食、オーガニックフレンチから選べます。私はオーガニックフレンチをチョイス。リクエストすればマクロビオティックにも対応してくれます。
館内はフリードリンクのコーナーなどもあり、そこそこ高級感のある雰囲気を楽しめます。しかし、昔の団体旅行対応の建物を個人旅行向けに改装したのだなぁという痕跡も散見され、微妙な感じ。メディアで喧噪されたほどではないと感じました。
近くに観光地もあり、市内から近く、お料理も悪くないとすれば、一定の訪れる価値はあるのでしょう。
長野・松本 明神館さん お奨め度
☆☆☆