本日は大阪セントレジスホテルでなかひがしさん“親子の響宴”と題したディナーショーに伺いました。そう、なかひがしさんの二男さんはセントレジスホテルのレストランの料理長なのです。
息子さんの職場に父上が乗り込んで親子対決です。趣向が面白いので参加してみました。
ウェルカムドリンクに始まり華やかなムードです。こういう席に突飛なイメージの方がいないのはさすが、なかひがしさん。みなさんお上品です。この間、最近赴任された総支配人(フランス人)からご挨拶と名刺をいただきました。
親子での口上があって食事の始まり。なんとテーブル上の竹が割られるとアミューズ登場。ホテルならではの趣向です。
息子さんの本分はイタリア料理。お父様の日本料理と微妙なバランスのメニューが続きます。万願寺唐辛子や落ち鮎、カラスミなどの食材が和に洋に絶妙の料理が出されます。なかでも白眉はゴルゴンゾーラのムースとなれ寿司の組み合わせ。これはかねてから親子で和洋ゴルゴンゾーラとなれ寿司はマッチするのではないかという思惑が一致してできた料理だそうです。
くせがあるので苦手な方もいるかもしれませんが親子の思惑は的中したようです。
メインは“盆鹿”の備長炭焼き。なんでもお盆あたりの鹿は味が引き締まって一層おいしいそうです。ジビエが苦手な私でも癖がないので美味しくいただきました。
今宵の席はなかひがしさんの常連さんが多かったようですが、同席のおばさま方がとっても面白い方でした。どこのお店が美味しいか熱心に探しておられ、その話題でも盛り上がりました。私たちとおばさま方の認識が一致したのは祇園のS木さん。すっかりダメになったという共通意見でした。しかもおばさま方はS木のご主人を「あの出っ歯」とおっしゃっておられました。(笑)