九州レクチュアを成功裡に終えてのご褒美は長崎雲仙温泉です。雲仙は小さな町ですが良い泉質で人気があり、以前から訪れたい場所の1つでした。町の真ん中には地獄めぐりと称する地帯があります。ここはいたるところから白煙が噴出しており、さながら地獄の風景を見るよう。この白煙は地下のマグマからもたらされるもので高温高圧のガスと天然の湧水が合わさって温泉を供給してくれるのだとか。
1日目の宿泊は温泉街中心地にある“福田屋”さん。民芸調のイメージですが、かつては他のホテル同様、団体客向けの大型ホテルだったようですがリニューアルして個人向けに営業されているようです。こちらの特徴は様々な種類の浴室があるということです。大浴場や貸切風呂をそれぞれ楽しんでいると時間が足りないくらい。でも朝寝坊プラン(チェックアウトが12時まで延長できる)などを利用すれば1泊2日で結構満喫できます。
お料理はお刺身やお肉やパイ包み(?)など種類も量も盛りだくさん。どれも美味しいのですが特段、テーマがあるとかではなく、サービス精神旺盛の為せる業(?) 念のため書いておくとお肉は本当に美味しくて、3種類用意されていたタレや塩を付けるのを忘れたほど。
それと小さなサービスがいろいろあります。種明かしすると感動が薄れるので書きませんが、そこもサービス精神が現れています。そして何より、こんなにいろいろな温泉が楽しめて非常にリーズナブル。
雲仙“福田屋”さんお奨め度
☆☆☆