ニュースを見ていると天皇皇后両陛下が12日からの東北の国際会議へご出席の際に強いご要望で仮設住宅へのお見舞いをされる由。
私どもは政治や宗教には言及しない立場ですが、両陛下がかつて震災後のお見舞いをされた折り、正座をされて被災者と言葉を交わされた映像を見て感銘いたしました。被災者の方を見舞ったどの政治家よりも真摯なお気持ちが表れたように思ったからです。
実は以前の店舗の真前を天皇皇后両陛下が行幸をされたのです。それも往路、復路2回も!陛下との距離数十センチ!しかも私たちの店舗には日章旗(マジック用)があるではないですか!それを広げて振りながら陛下をお見送りいたしました。
その折もお優しいご尊顔を目にしただけで涙が出そうになりました。本当ににこやかな笑顔を私たちに向けて御手を振っていただきました。
被災者の方々には両陛下のお見舞いは本当に心強い励ましになるでしょう。
さて3.11の震災直後、マジック業界のいくつかのディーラーも被災者への支援を表明しました。しかしながら、それは支援用の商品販売という形が多く、私どもとしては違和感がありました。
被災者の方に手を差し伸べるのであれば、専用商品を売って還元するのではなく、その時点でできる支援をするべきと考えたからです。私たちは福祉事業も営む者としてできうる支援をさせていただき、その支援は今も継続しています。そしてこれからもできるだけ永く続けるつもりです。それを声高にお伝えするべきとも考えておりませんし、自然なこととして継続しています。
あのとき役員一同相談されて支援商品を売っていたあのマジックショップさんはまだ支援されているのでしょうか。支援が一過性のイベントのように喧伝されていた、ある種のお祭り騒ぎは1年以上経過して本当の姿を現すのではないでしょうか。ところで役員一同とは?日本にそんな規模のマジックショップあったけ?そのうちCEOとか言い出したりして。