先日、書いたアメックス、センチュリオンカード(ブラックカード)の続報です
社長の手元に届いたカードを拝ませていただきました。何と、チタン製!ずっしり重くてブラックカードと言っても鈍い重厚な色です。(別途、プラスティック製もあります)
金属製のカードが届くという噂は本当だったのね。ついでに言えば、様々な噂のうち専任のコンシェルジュが付くというのは本当でした。24時間対応、しかも全世界どこからでも通話料無料ですと。この専任コンシュルジュ、映画で見たあの時計は何処で買えるの?とかボラボラ島で最も人気の高いカフェは何処?とか基本どのようなリクエストにも答えてくれるらしいのです。
ジェット機が買えるという噂はどうでしょう。恐らく日本ではジェット機をクレジット決済で買えるところはないというのが社長の見解です。そりゃ、そうでしょう。いくら個人でジェット機所有する時代でもあまり現実的ではないようです。でもクレジット決済でジェット機をチャーターすることは可能なようです。ちなみに東京ーニューヨーク間、3千万円程度とのこと。この金額クレジットで払った人いるのか?
世の中にはこのカードを取得するためのマニュアルさえ販売されています。でもそれらのほとんどは役に立たない推測のような内容のようです。何しろ、このセンチュリオンカードの取得方法は公式には明らかにされていないのです。
どうしたらセンチュリオンカードが取得できるか社長の許可のもと、正確な情報だけをお伝えしてみます。このカードが欲しい方にはきっと役に立つと思います。
まず、センチュリオンカードを取得する前提条件としてアメックスのプラチナカードを取得していなければなりません。ゴールドカードは申請すればほぼ取得できますが、プラチナカードはインビテーション制です。アメックスからの招待がなければ入会できません。ですから更に前段階としてゴールドカードを取得したら使用歴を磨き、プラチナカードを取得しなければなりません。
プラチナカードを取得しても自動的にセンチュリオンカードのインビテーションが届くことはありません。というより、普通は届きません。アメリカと日本のセンチュリオンホルダーの方々の話を総合すると持家所有で35歳以上、年間使用額が最低25万ドル必要です。勘の良い方はここであることに気付くかも。
一か月の支払いが数百万円ともなると個人の与信限度を超えるのでは?と。もちろん、クレジット会社は個人の信用情報を入手しています。それでも、ときに数百万円の与信をどうするか。当社社長によると次のような技があります。社長はあるとき一か月に4百万円オーバーの使用月があったそうですが、そのときは事前にアメックス宛てに振り込みをしておいたのだそうです。これなら取りっぱぐれは無いから数百万円だろうが数千万円だろうがカード使用に限度がありません。しかも一度、実績を作ればあとは先入金の必要がなかったそうです。(個別の判断があるかも)
一説にはユニクロやセブンイレブンなど量販店での使用は履歴にマイナスだとされているそうですが、これは関係ない模様。ちりも積もれば・・・で数千円の買い物でも積み上がれば大きくなります。
とは言うもののカード使用履歴も判断材料とされている可能性が高いようです。つまり、旅行やホテル宿泊、エンターティーメントなどへの支出が多いとセンチュリオンカードを有効利用する顧客と判断される可能性が高いということ。アメックスはもともと旅行事業者であり、その方面のサービスが充実していることに関係あるのかもしれません。
それとセンチュリオンカードのインビテーションが届く前には予告なくパーソナルな問い合わせが2度ほどあったそうです。それとなく現在の仕事の状況や年収を聞かれたそうです。そのときの話では年収2,000万円程のセンチュリオンカード会員もいるとの情報だったらしく、この通りだとすると公務員だと最高役職の事務次官クラス、一般だと有名企業役員、開業医、独立した弁護士などといった職業の方が該当するのでしょうか。
最後に・・・もっとも重要なことですがセンチュリオンカードを取得したら年会費36万7500円也が必要です。これは尋常ではない金額のようにも思えますが・・・。インビテーションが届いたとき社長が困り顔で電卓を叩いていたのはこの金額のせい?
でもこのことを社長に尋ねると付帯するサービスを総合すると妥当とは言えないまでも止むを得ない金額だということです。例えば、カードで商品を買って、その商品が破損したり盗難にあってもアメックスがカバーしてくれるサービスがあります。あるいは旅行の際の損害保険も付加されます。それらの保険料だと思えば、仕方ない金額なのだと・・・。ほかにも空港の専用ラウンジを使用できたり、、有名店の貸切りサービス、ホテルのアップグレードなど日常をエキサイトに生きている方には魅力的なのでしょう。それにオープンにされていないサービスも数多くあるそうで、センチュリオンカードを欲して止まぬ方々が多くいるのもうなずけます。