福井レクチャー後、金沢へ移動。目指すはめくみさん。NHKが特集を組むほど話題のお鮨屋さんです。毎日片道70キロを仕入れのために移動され、冬場は蟹の仕入れが重なり往復200キロオーバーとか。仕入れに命をかけてらっしゃいます。
毎日10席を二回転こなしてるそうで私達は後の組みで予約。先の組みは東京や九州へ帰る方がいて、時間がタイトなのだそう。
さてお料理はと言うと、まず牡蠣の吸い物。そのあといろいろ一品を出していただき、どれもすごいお料理でした。そのなかで一番印象に残ったのはノドグロの炙りです。絶妙の炙りたてを出してもらい、口に入れると本当にとろけました。ノドグロがこんなに美味しいと初めて思いました。
握りも様々出していただけますが、軍艦がちょこちょこでてきます。この海苔が大変貴重なのだとか。シャリの冷ましと海苔の炙りはそれぞれ非常にタイミングを計りながら仕上げていかれます。
本当は苦手な白子もでてきましたが全く臭みがなく、旨味がひろがります。
大将に美味しさの秘密を伺うとやはり、仕入れ、つまり鮮度と仕込みだそうです。ちなみに仕込みは科学を取り入れるタイプの方のよう。
社長は追加でウニの食べ比べやワサビの軍艦など珍しいネタを堪能されていました。最高に美味しく、体験したことのない味に出会えますが出費も数少ない体験に出会うこととなります。